患者が安心して入院生活を送るために必要なこと

看護師の仕事は、患者の身の回りの世話や、必要に応じた介助など数多くある。限られた時間の中で、テキパキと仕事をこなす看護師はとても魅力的だ。
しかし、決まった仕事だけをこなすのは、いい看護師といえるのだろうか。入院生活を送る患者にとって、治療への不安やふさぎ込んでしまった気持ちに寄り添ってくれる存在も必要だ。そこで、看護師の仕事では、患者とのコミュニケーションが重要になってくる。
いくら病気やケガをしたとしても、淡々と作業する看護師より笑顔で元気づけてくれたり、気持ちに寄り添ったりしてくれる看護師の方がいいだろう。また、患者の家族に入院生活での様子や変化などを伝えたりすることで、家族側も安心して病院に任せられる。

しかし、看護師の中にもコミュニケーションが苦手な人や、どんな話をすればいいか迷っている人もいるだろう。患者にとって、入院生活が始まれば、関わる機会が多くなるのは家族よりも看護師である。
そこで、その日の患者の顔色や健康状態を確認しながら、今日の調子はどうかといった問いかけをすると、スムーズに会話を始めることができる。そして天気やニュースなど、外の情報の話題につなげることもできるだろう。
その会話の中から、患者が興味を持つ話題を引き出して聞き役に回ることで、自然と会話が成り立つはずだ。この方法なら、話すのが苦手な人でも、聞き役になることによって容易に患者とコミュニケーションを取ることができるのではないだろうか。